鈴木からのメール

宝塚記念を見に行って、本格的におうまさんにハマりかけているわけだが、いちいちウインズへ行くのも面倒なのでPATでもやろうかなあと思い立った。口座に限度を決めて振り込んでおけばその分しか使えないし、財布に入れておくよりは管理がしやすい。

ただ、ネットバンクのパスワードが1つだけわからない。重要なパスワードが、1つだけわからない。変更もできない。あまりにめんどくさいので、銀行から再度送りなおしてもらうことにした。利用したことのある人はお分かりだろうと思うが、このテの書類の受け取りは、本人確認書類が必要で、たとえ家族といえど受け取りは不可能だ。つまり、僕が家にいなければ郵便局へ返送される。


昨日、「不在配送」という件名で僕のケータイに送られてきた。
「ネットバンクかな?」と思って開くとメールにはURLが記載されていた。なるほど、これを確認すればいいのだな。しかし僕のガラケーは昔からメールと電話onlyのプランであり、EZWEBを利用すると値段が大変なことになるためロックを2重にかけている。「ネット見る暇なんて受験生には無いだろう」と親に言われロックを掛けられた浪人時代の名残だ(僕は浪人を始めた年に携帯を初めて買った)。

つまり、中のアドレスを確認する術は、Gmailに転送してPCで確認しか選択肢がない。
ただ、アドレスを見ると「NAVAR」や「LINE」と書かれている。そもそも送られてきたアドレスもよく見ると郵便局のドメインでは無さそうだ。怪しさマックスである。しかしタイミング的にはこのテの件名のメールは来てもおかしくない。仕方なく、パソコンでアドレス解析をかけてみた
(便利なサイトがあるのはほんとうに便利な世の中だと思う)


明らかに情報を釣り上げるサイトへ誘導するタイプのページが表示された。時期が時期だけに引っかかりかけたが、気付いてよかった。いやしかし、迷惑メールというだけあって、本当に迷惑な奴らである。
どれくらい迷惑なやつかというと、先日の競馬で3500円近く負けた僕に、7800万円振り込みましょうか?と傷をえぐりに来るようなやつだ。断じて許す訳にはいかない。


宛名主を見ると、名は鈴木という。お金が余りすぎて会社が潰れそうらしい。
ふむ、鈴木よ。僕に迷惑メールを送ってくるとは中々良いセンスをしているではないか。だがな、鈴木よ。ぼくはただフィルタをかけてブロックするような男ではないぞ。メールを見るに、君はお金がありあまっていて、誰かに払わないといけないそうじゃないか。君は大変な仕事をしているんだな。僕は君に同情するよ。でも、僕なんかに同情されたってしかたないだろう?鈴木よ、そこは任せてくれたまえ。

出会い系サイトに女性として登録しておいた。鈴木、これで素敵な男性と出会ってくれたまえ。え?おれは男だって?ああ、ちょっとしたジョークだ。抜かり無いよ鈴木、僕は別のサイトでちゃんと男性として登録しておいてあげている。これでいい出会いを見つけてくれ。なんだと?人妻には興味が無い?いちいち好みがうるさいやつだな鈴木は。でも鈴木、お前はお金が余っているのだろう?なら多少の火遊びはしても良いのでは?不倫がバレても君の財力で何とかなるに違いない。折角だからスリルを楽しめばいい。


しかし僕はお金が有り余っている君に嫉妬しているのも事実だ。これは紛れも無い事実なんだ。僕が馬にハマっていることからも予想はつくだろう?ならば悪く思わないでくれたまえ。ただ、嫉妬心から、君にとってあまり良くない事をしたことをここで告白しておこう。ああ、どうやら優しい男性が君に儲かる方法を教えてくれるらしいんだ。お金を減らしたいのに増えていく、そんな苦しみを君にはぜひ味わってほしい。


ああ、あとな、鈴木よ。2時間おきに違うアドレスからメールを送るのはやめておきたまえ。女性に嫌われるぞ。童貞の僕が言うのもなんだけどな。あと、件名だけ書いて本文に何も書いてないメールを送るのはやめた方がいい。僕はそのメールを見て笑ってしまったが、君の家のパソコンは不調なのかい?ならばそのお金で直すべきだ。

他にもあるぞ、鈴木。お前、悪質業者と手を組んでいるだろう。僕は失望したよ。この広いインターネットで僕とお前が出会ったにもかかわらず、お前はまだ僕に出会い系サイトを宣伝してくる。一体どうしてだ。
(※勝手に出会い系サイトに登録した人のセリフではない)


※その数時間後、女性から引っ越し通知が写真付きで届きました。無料で女の子の写真が手に入るなんていい時代になったもんですねえ。画質悪いのがちょっと残念ですけどねえ。暫く来るだろうけど、クリックせずに展開を見守りたいと思います。おっぱいクリックはしたいです。

※本名が鈴木の人、ごめんなさい