7月4日の結果
どこかに馬主の方はいらっしゃいませんか?馬主席に入りたいんです。
どうでもいいけど馬主席って書くと中国の人みたいですね。
毛主席、李主席、胡主席、江主席、馬主席。
ほんとにいそうだ。
さておき、土曜競馬もはじめました。土曜でも中央競馬には変わりないんですが、あんまりじっくり考える時間が無かったので手を出してなかっただけです。
ただ、たぶんそんなにやらないかな。面白い名前のレースがあるとか、重賞があるとか、そういうことならやると思いますが、あくまでメインは日曜なのでね。
レース | 買った馬券 | 払戻金 |
---|---|---|
函館9R | 単勝1点 | 0円 |
福島11R | 単勝1点 ワイド2点 三連複3点 | 550円 |
函館12R | ワイド1点 | 0円 |
本日は-250円の負け、勝ち負けの総額が-6270円。
もうこれ競馬やらないほうがいいんじゃないだろうかと真剣に考える僕である。
加古川特別までの道はとても遠いなあ…
鈴木からのメール
宝塚記念を見に行って、本格的におうまさんにハマりかけているわけだが、いちいちウインズへ行くのも面倒なのでPATでもやろうかなあと思い立った。口座に限度を決めて振り込んでおけばその分しか使えないし、財布に入れておくよりは管理がしやすい。
ただ、ネットバンクのパスワードが1つだけわからない。重要なパスワードが、1つだけわからない。変更もできない。あまりにめんどくさいので、銀行から再度送りなおしてもらうことにした。利用したことのある人はお分かりだろうと思うが、このテの書類の受け取りは、本人確認書類が必要で、たとえ家族といえど受け取りは不可能だ。つまり、僕が家にいなければ郵便局へ返送される。
昨日、「不在配送」という件名で僕のケータイに送られてきた。
「ネットバンクかな?」と思って開くとメールにはURLが記載されていた。なるほど、これを確認すればいいのだな。しかし僕のガラケーは昔からメールと電話onlyのプランであり、EZWEBを利用すると値段が大変なことになるためロックを2重にかけている。「ネット見る暇なんて受験生には無いだろう」と親に言われロックを掛けられた浪人時代の名残だ(僕は浪人を始めた年に携帯を初めて買った)。
つまり、中のアドレスを確認する術は、Gmailに転送してPCで確認しか選択肢がない。
ただ、アドレスを見ると「NAVAR」や「LINE」と書かれている。そもそも送られてきたアドレスもよく見ると郵便局のドメインでは無さそうだ。怪しさマックスである。しかしタイミング的にはこのテの件名のメールは来てもおかしくない。仕方なく、パソコンでアドレス解析をかけてみた
(便利なサイトがあるのはほんとうに便利な世の中だと思う)
明らかに情報を釣り上げるサイトへ誘導するタイプのページが表示された。時期が時期だけに引っかかりかけたが、気付いてよかった。いやしかし、迷惑メールというだけあって、本当に迷惑な奴らである。
どれくらい迷惑なやつかというと、先日の競馬で3500円近く負けた僕に、7800万円振り込みましょうか?と傷をえぐりに来るようなやつだ。断じて許す訳にはいかない。
宛名主を見ると、名は鈴木という。お金が余りすぎて会社が潰れそうらしい。
ふむ、鈴木よ。僕に迷惑メールを送ってくるとは中々良いセンスをしているではないか。だがな、鈴木よ。ぼくはただフィルタをかけてブロックするような男ではないぞ。メールを見るに、君はお金がありあまっていて、誰かに払わないといけないそうじゃないか。君は大変な仕事をしているんだな。僕は君に同情するよ。でも、僕なんかに同情されたってしかたないだろう?鈴木よ、そこは任せてくれたまえ。
出会い系サイトに女性として登録しておいた。鈴木、これで素敵な男性と出会ってくれたまえ。え?おれは男だって?ああ、ちょっとしたジョークだ。抜かり無いよ鈴木、僕は別のサイトでちゃんと男性として登録しておいてあげている。これでいい出会いを見つけてくれ。なんだと?人妻には興味が無い?いちいち好みがうるさいやつだな鈴木は。でも鈴木、お前はお金が余っているのだろう?なら多少の火遊びはしても良いのでは?不倫がバレても君の財力で何とかなるに違いない。折角だからスリルを楽しめばいい。
しかし僕はお金が有り余っている君に嫉妬しているのも事実だ。これは紛れも無い事実なんだ。僕が馬にハマっていることからも予想はつくだろう?ならば悪く思わないでくれたまえ。ただ、嫉妬心から、君にとってあまり良くない事をしたことをここで告白しておこう。ああ、どうやら優しい男性が君に儲かる方法を教えてくれるらしいんだ。お金を減らしたいのに増えていく、そんな苦しみを君にはぜひ味わってほしい。
ああ、あとな、鈴木よ。2時間おきに違うアドレスからメールを送るのはやめておきたまえ。女性に嫌われるぞ。童貞の僕が言うのもなんだけどな。あと、件名だけ書いて本文に何も書いてないメールを送るのはやめた方がいい。僕はそのメールを見て笑ってしまったが、君の家のパソコンは不調なのかい?ならばそのお金で直すべきだ。
他にもあるぞ、鈴木。お前、悪質業者と手を組んでいるだろう。僕は失望したよ。この広いインターネットで僕とお前が出会ったにもかかわらず、お前はまだ僕に出会い系サイトを宣伝してくる。一体どうしてだ。
(※勝手に出会い系サイトに登録した人のセリフではない)
※その数時間後、女性から引っ越し通知が写真付きで届きました。無料で女の子の写真が手に入るなんていい時代になったもんですねえ。画質悪いのがちょっと残念ですけどねえ。暫く来るだろうけど、クリックせずに展開を見守りたいと思います。おっぱいクリックはしたいです。
※本名が鈴木の人、ごめんなさい
6月28日の結果
レース | 買った馬券 | 払戻金 |
---|---|---|
阪神5R | 単勝3点 馬連2点 三連単1点 | 150円 |
阪神7R | 単勝1点 馬連2点 枠連1点 三連複1点 | 0円 |
阪神11R | 単勝6点 複勝8点 枠連6点 三連複10点 三連単2点 | 750円 |
阪神12R | 単勝2点 ワイド6点 枠連1点 三連単2点 | 1200円 |
5Rは上々かと言った感じ。ルメールさん信じるで!と言って買ったらエライことに。幸先が不安。
7Rは微妙な外し方をしました。思い出したくもないしなかったことにしよう。
ちなみに6Rは〆切5分前というので買うの諦めたんですが、買ってたら割とあたってました。
こういうのがあるから競馬は怖いですね。次は気をつけよう。
さて11R、宝塚記念(GI)です。なぜか複勝を2回買うミスをしており、それで300円ほど損をしています。
最高のショーだったよね、あれは。
宝塚記念で大損こいたので、12Rはせめて楽しもうと思って買うことに。
ワイドで買ったことがなかったので、ワイドで買ってみました。予想が的中です。
結果は1200円の払戻し。最後でなんかいい感じにオチがついたので、良かったかなと思います。
三連複も買っておけばよかった。今日はこんなんばっかりや。
あ、あと、入場券下二桁が抽選で当たれば貰えるウマTとか言うのがまさかの当たりでTシャツをもらいました。ピンク色でSサイズなので僕にはちょっと肩幅が狭すぎました。妹に着せるくらいしか思いつかないのが悲しいですね。ジョッキーみたいに小柄な彼女を探したい所です。
もしくは馬主の娘がいいなあ。そして彼女のお父さんに言われるんですよ。
「娘さんをください!」
「どこの馬の骨とも分からん男に娘はやらん!」
「でもお子さんはサラブレッドになりますよ」
「こりゃ一本取られたw」
よし、これでいこう(いけない)
ぼくの順法闘争
ここ数ヶ月でブラック企業やブラックバイトという言葉は世間一般に広まった。特に塾講師はその最たる例として挙げられていて、塾講師の世界に片足どころか肩までしっかり浸かってちゃんと 100 まで数えあげてから湯船を出たぼくから見ると「そら当然やわ」という気持ちになるのである。
ただ、数年来の付き合いをしているともしやこれは天職なのではないか思っている自分もいたりする。ただ別にそれはブラックに洗脳されたわけではなく、単に子どもと話すということが好きだからだろう。あとは経験から得たうまい手の抜き方で迫りくるブラックの魔の手から逃れていたからかもしれない。
女子高生ブランドへの憧れを捨てきれず、女子高生にお金を払って関わろうとし、豚野郎と呼ばれたいがためにブタ箱にお入りになる男性が少なくないこの現在からすると、塾講師というのは、女子高生と話してなおかつお金がもらえるという、それはそれは恵まれた職種なのだが、とはいえこれだって他人の将来に関わる責任重大な仕事なのである。
そんな仕事なんだから、労働の対価として貰うべき物は適切に頂かなくてはならない。もし頂けなかったならば生活は破綻し、親の脛を齧る未来が待ち構えている。脛を齧るくらいなら彼女に耳たぶをはむはむされる未来のほうが良いに決まっている。
耳舐めバンザイ。そしてぼくは討ち果てた*1。
友人が一時期勤めていた某大手塾は、賃金未払いをやらかしていたそうで、友人はブチ切れて辞めた。もちろん未払いは請求していた。ブラックなバイトからはすぐに足を洗う。とても賢明な判断だと思う。
その点ぼくは恵まれていた。会社側が退勤時間にうるさく、ほぼ厳守だった。あと、時給も良かった。時給が良いというのは精神的にも良い。ただ、ニュースとかでも問題になっていたが、報告書を書く時間は時給が発生しなかった*2。どう考えたって仕事してるのにお金もらえないのは理不尽だし、不満を述べる人の気持ちがとても良くわかる。
報告書はいわば月間指導のまとめと指導目標の確認をするもので、絶対に必要なものである。しかし、時間外労働だ。手間賃の一つや二つくれてもいいだろうに、とよく戦友(2つ年下のAさん)と愚痴っていた。二代目の上司氏にそれとなく「くーださい」と言ったことがあるが、すまさそうな顔をするだけだった。上司氏はもちろん賃上げ権がない*3ので、こればっかりは仕方ない。「ですよねー」と言うしかなかった。
とはいえ、先述の通り時給は他と比べると結構良かったので、金銭的な不満というのは「報告書に金よこせ」程度であり、その他の面でも特に不満はなかった。
ただ 1 つを除いて。
それは上司との関係だった。先代の。
その人のせいで、ぼくはソウルジェムが何個あっても足りず挙句魔女化したさやかが大量発生し、苛々時計に感化された過激派が心の中に1人また1人潜伏としていき心臓が極左になって絶賛ストレス大放出な状態だった。
その人は相当機嫌屋だった。バブルとリーマンショックを2日おきに繰り返す人だった。理不尽さを競い合う理不尽ピックがあれば近畿ブロック代表で優勝できた。イギリスもびっくりするほどの二枚舌の使い手だったし、そのくせ「お前大量破壊兵器隠してるやろ」みたいなノリで「あいつ最近調子のってるからいっぺん軽くシメるか(実はその人は順調に仕事してただけ)」とよく分からない理由で説教しようとしてきた。
ぼくはその人を「若年性更年期障害」と心のなかで呼んでいた。子どもたちが帰ってからの校舎は、まるでソ連のように恐怖政治に支配され、皆が粛清されるのではと怯えた。
つまり、上司がスターリンなのだ。そうすると、バイトリーダーは泣く子も黙るベリヤおじさんに違いない。職場の人達はKGBだ。そう思うことにして、ぼくは仕事に必要な事以外はほぼ口を開かないようにした。余計なことを話すとベリヤに伝わりスターリンに密告される。そうなったらスターリンはぼくに説教をはじめ、ぼくはシベリアで壁のしわを数える仕事に従事することになってしまうのだ。だって、何もしてないのに「同志、この生徒についての指導だが」と突然ぼくに白羽のICBMを突き刺し、退勤時間は矢の如く過ぎていったなんて数知れずなんだもの。*4
カチンときて今すぐにでもMiG-25に飛び乗って、自由主義の国へ逃げ出してやろうかと思ったこともある。しかし、職を辞したら子どもたちはどうなるのだろうか、とふと思った。教えてた生徒は僕を兄のように慕ってくれていた。ぼくは年下の女性にはめっぽう弱いのだ。妹とか。
この場合のベストアンサーは「辞める」だ。割り切って。しかしぼくは、ここでソ連、もとい会社に損失を与えてやろうと思ったのだ。しかも、合法的に。つまり、順法闘争だ。これは、ぼくなりの順法闘争なのだ。革命の火蓋が静かに切って落とされた瞬間だった。
さて、順法闘争を決行するに際し、僕は目標を決めた。
- 会社との問題なので、生徒は巻き込まない
- 家に仕事を持ち帰ると会社の思うつぼなので、報告書は労働中に終わらせよう
- 上司の頼まれ事は適度にこなし、恩を売っておく
- これ以上のシフト増は無理です今が限界ですオーラを出しておく
要するに、金を稼いで、恩を売り、徳を積む。こうしておけば、仕事の効率も上がり、生徒の評判も良くなり、上司の信頼を得て小言が減り、会社に賃金支払面で損失を与えることが出来*5、自分の稼ぎも増えるわけだ。すべて合法なわけだ。真美は合法なわけだ。
そして頃合いを見て、会社をやめる。塾にとって、特に校舎にとって、使える講師が 1 人いなくなるというのはとても大きい損失である。あの時分、塾でバイトを希望する人は少なく、会社の設定する数値目標(生徒数とか)などを考えたときに、使える講師はとても重宝する存在だった。これはよくスターリンがわれわれ人民に伝えていた。
ならば、使える存在になって突然辞めさせていただこうではないか。春期講習前は新入生が来るから困るだろうなあ、と結果を想像するだけで笑いが止まらなくなりながら、その最終計画を実行すべく、ぼくは水面下で上記 5 目標を掲げ、闘争に入った。
ある時、「最近、あいつ調子いいから助かる」と仰っていたと別の講師から聞いた。その頃、銀行口座にも少し増えたお金が振り込まれるようになった。どうやら、順法闘争は成果を見せているようだった。春が楽しみだ。
そう考えていた矢先、年度末にスターリンが別の校舎へ飛ばされてしまった。
ぼくの闘争は意外な形で終止符を打つことになってしまったのだった。
職場からスターリンが居なくなったことで、恐怖政治は終わりを告げ、職場は見違えたように明るくなった。僕が KGB と思っていた人たちも、ぼくと同じで怯えていた人たちだった。なんだ、一緒だったのか。そして、二代目の上司として、ちょっと適当だけど良い人がやってきた。自由主義国家の誕生である。大変居心地が良くなったので、「とても良い上司(当社比)なので、もう少しだけ続けよう」と思い、ぼく順法闘争を終結させた。
闘争の成果は意外なところにも出ており、どうやら仕事のコツみたいなものを掴んだようだった。ただ、自由主義の下で突然失踪したバイトが受け持っていた生徒を担当したり、他校舎に一定期間だけヘルプに行ったりしたせいで、休みが減った。でもまあ、ストレスのない職場になったし、稼ぎが増えたから良いかぁと割り切った。
はじめたバイトがブラックだったならば、合法的に会社に損失を与えるために、順法闘争をしてみるという選択肢もあるかもしれない。学生のうちにしかできない、誰にも迷惑をかけない学生運動。気分は潜伏した過激派である。
せっかくの人生だ、一度は学生運動を経験しておきたい*6。
でも、そんなことをする余裕が無いくらい黒かったり、耐えられないようだったら、あっさり辞めた方が絶対に良い。せっかくの学生時代に心をすり減らしてまで仕事する必要なんて無い。仕事は他にいくらでもある。そこはしっかり割り切ってほしい。
しかし、どうして法令遵守してるのに僕は貰えるべきはずの彼女を貰えないのだろうか。神様に対しても闘争すべきなのだろうか。それか、「早くしないと童貞こじらせるけど」と脅したほうが早いかな。もうこじれてるんだけど。
まぁなんにせよ、一度はみんなもレッツ順法闘争、というわけだ。
経験値
作ってみた。「~してみた」という表現がインターネットではここしばらく流行しているけれど、どこか言い回しが軽い気がするので個人的にはあまり多用したく無かったりする。ただ、使ってみるとこれほど端的に経験談を述べる表現はなかなか他に思いつかず、結局これが最適解になるのが悩ましい。
経験と言えば、20を過ぎて早4年が経つけれど、意外と経験値が足りていない。「え、それ、したことないの?」とよく言われる。競馬とかもそれの中の一つだった。今や行くときはゲーセン感覚でフラッとという感じである。人は変わるものだなあ。ただ、初心者だからなかなか勝てない。レースで勝ったあの強い馬は引退したら種馬になるらしいけど、誰か僕を求める人はいないのだろうか。あ、そもそも勝ててなかったな。誰か、出来レースでいいから僕と勝負しませんか。
しばらくの目標は、三連単当てて加古川特別をやる事です。陸上競技場借りてみんな走らせてやろうかしら。うーん、でも、三連単を一発当てるのが先か、童貞卒業して一発当てるのが先か。どっちも嬉しいだけに、自分でも予想がつかぬ。このレース、荒れること必至だから万馬券になると思いますよ。なんなら毎年やりますか。卒業出来なければ僕は毎年心に重傷を負うんですな。重賞だけに。
まあこんな感じでやるから。あっちとはまた趣向が別なので、ね。皆々様、今後ともひとえに宜しくお願い申し上げまする。
最後に、ここを作った要因の半分は童貞の師に感化されたことだという事実は否定できない事なのでしっかりと記しておきます。